作品名 伝染るんです。
放送回数 24回(第5弾 第1夜)
放送日 1998年02月23日(月)午後10:00~午後11:00 生放送(CT104スタジオ)
司会 大月隆寛 川村ティナ
レギュラー陣 いしかわじゅん 岡田斗司夫 夏目房之介
ゲスト 濱田マリ 飯星景子 大槻ケンヂ
ナレーター 武居M征吾 タイトルコール 武居M征吾
作者情報 吉田戦車
1963年 8月11日生まれ 岩手県水沢市出身
1985年 「ポップアップ」誌でデビュー。
1989年 「伝染るんです。」
1991年 「伝染るんです。」で第37回文芸春秋漫画賞。
ゲスト紹介での衝撃
アシスタントの川村ティナがゲスト紹介で濱田マリの名前をいきなり間違える。
また飯干景子さんは、いしかわさんのマンガの読者だった事を告白。周りから変わり者扱いされてしまう。
すっかり安定期
今回も大槻さんは落ち着いていた。
ツボは、人それぞれ?
パネラーが「ここ面白いですよね~」と発言すると、周りの反応がいまいちなことが多かった。
どうやらこのマンガ、面白いツボが人それぞれ違うらしく、共有話が出来にくいという事がわかる。
作品名 メイキン・ハッピィ
放送回数 25回(第5弾 第2夜)
放送日 1998年02月24日(火)午後10:00~午後11:00 生放送(CT104スタジオ)
司会 大月隆寛 川村ティナ
レギュラー陣 いしかわじゅん 岡田斗司夫 夏目房之介
ゲスト 戸川純 サエキけんぞう
ナレーター 武居M征吾 タイトルコール 武居M征吾
作者情報 桜沢エリカ
1963年7月8日生まれ
1992年 「メイキン・ハッピィ」
1993年 「COOL」
コスプレ批評
ゲスト、戸川純の衣装がコスプレ風になっていく。それに対していしかわさんは、「かわいいですね。」
岡田さんは、「夢のクレヨン王国みたいですね。」とコメント
お知り合い?
放送の中でサエキさんは、作者をエリカちゃんと呼ぶのが気になった。知り合いなのかな?
でもそんな話は放送中には無かったし。どうなんだろう。
作品名 攻殻機動隊
放送回数 26回(第5弾 第3夜)
放送日 1998年02月25日(水)午後10:00~午後11:00 生放送(CT104スタジオ)
1999年08月27日(金)午前03:40~午前04:40 再放送
2002年07月31日(水)午前02:11~午前03:11 再放送(総合)
2003年10月28日(火)午後11:00~午前00:00 再放送
司会 大月隆寛 川村ティナ
レギュラー陣 いしかわじゅん 岡田斗司夫 夏目房之介
ゲスト なし
ナレーター 武居M征吾 タイトルコール 武居M征吾
作者情報 士郎正宗
1961年 11月23日生まれ 神戸市出身
1989年 「攻殻機動隊」
初のゲストなし
初めてレギュラー陣のみでの放送。
士郎正宗、講座
岡田さんが初めて立ってモニターを使って解説をした。「山が動いた」とのコメントには。(笑)
士郎正宗 初級編、中級編をやったのだが、これがすごく良かった。上級編もあるらしいので、機会があればぜひ見てみたい。
夢・ビデオ
岡田さんは、「眠っているとき、夢の展開がいやなものになると、ビデオのように巻き戻して前に戻ってからもう一度見る。」と発言「同じ経験の有る人FAXください。」と募集すると。「私も夢を巻き戻します。」というFAXが結構来たらしい。
この話は後に第9弾「ちびまる子ちゃん」の回にも出てくる。
ゲストがいない方が、話の流れが、かなりスムーズ。
作品名 うちのママが言うことには
放送回数 27回(第5弾 第4夜)
放送日 1998年02月26日(木)午後10:00~午後11:00 生放送(CT104スタジオ)
司会 大月隆寛 川村ティナ
レギュラー陣 いしかわじゅん 岡田斗司夫 夏目房之介
ゲスト 河合美智子 夢枕獏 村上知彦
ナレーター 武居M征吾 タイトルコール 武居M征吾
作者情報 岩館真理子
1957年 2月8日生まれ 北海道出身
1973年 「落第します」でデビュー。
1983年 「森子物語」
1988年 「うちのママが言うことには」
1992年 「うちのママが言うことには』で第16回講談社漫画賞・少女部門。
今日はナニ金?
夢枕獏さん久しぶりの登場。そして少女マンガといえば村上さん。そしてこのメンバーを見た視聴者から
「今日は、ナニワ金融道かと思ったら まさか岩館をやっているとは」とのFAXに、一同爆笑。
今回、男性陣の中で髭がないのは岡田さんと夏目さんだけ。(笑)
岩館作品からの命名
視聴者FAXからの流れで村上さんは、自分の娘の名前を岩館作品のキャラ森子(しんこ)からつけたと告白。
出演者がびっくりていた河合さんが持参した岩館コレクションにも森子とかかれたタイトルが確認できます。
作品名 ナニワ金融道
放送回数 28回(第5弾 第5夜)
放送日 1998年02月27日(金)午後10:20~午後11:20 生放送(CT104スタジオ)
1999年08月28日(土)午前03:10~午前04:10 再放送
司会 大月隆寛 川村ティナ
レギュラー陣 いしかわじゅん 岡田斗司夫 夏目房之介
ゲスト タケカワユキヒデ 北野誠
ナレーター 武居M征吾 タイトルコール 武居M征吾
作者情報 青木雄二
1945年6月9日生まれ 京都府出身
1990年 「ナニワ金融道」で45歳にしてデビュー。
1992年 「ナニワ金融道」で講談社漫画賞・一般部門。
1999年 「カバチタレ」
1998年 「ナニワ金融道」で第2回手塚治虫文化賞・マンガ優秀賞。
2003年9月5日 死去 享年58。
マンガ夜話最高傑作回!
レギュラー陣曰く "最高傑作な回"の一つ。
タケカワユキヒデの悲劇
ゲストのタケカワユキヒデさんは、芸能界でも屈指の漫画好き。
漫画雑誌を大量にコンプリートしている事でも有名だ。だから期待していた人も多かったのではないかと思う。
しかし、今回はそれが裏目に出てしまった。本人も漫画に関しては自信があったのだろう。
レギュラー陣の発言にいちいち茶茶を入れるのだ。
夏目さんは、前日とは別人のように張り切り、原子力モードとなっていた。
その夏目さんの解説にタケカワさんが納得いかないとばかりに茶茶を入れる。
番組後半で夏目さんちょっとイラついてた様な気も。
漫画の読み解きに関してもレギュラー陣との温度差がかなりあってマンガ夜話を基準にすると
ただのマンガ好きな人でしかなかったように見えた。
他のマンガ好きのゲストであればタケカワさんの読み方で全く問題ないのだが、
タケカワさんといえば、マンガに対して造詣が深いのも売りにしていたはずなのだ。
だから、その期待値が大きかった分、がっかりした人が多かったように思う。
番組後半でタケカワ氏自身、自分が読み込めていないと悟り
「そんな読み方出来ない。ついていけない。」と漏らしていた。
タケカワさんがいなかったら話の展開がスムーズにいってたであろう事が悔やまれるが
あれはあれで、置いてきぼり状態の視聴者には、よりわかりやすくなって良かったのかもしれない
もうゲストには、・・・と思ったりもしたがリベンジも見てみたいとという期待もあった。
残念ながらその機会が来ることはなかった。